同居を始めることになって物件探しを始めたけれど、二人の新居だから妥協したくない!
でも、あれもこれもと考えていると、候補の物件が出てこない…。
何をポイントに物件探しをしたら良いかわからないと言う方のために、
人生で8回以上の引っ越しを経験し、2021年12月からパートナーと新居に引っ越して、
同棲をはじめたアラフォー女子が同棲新居探しの基準にしたポイントをお伝えします!
もくじ
絶対に妥協しなかった条件
1) 立地
①災害リスクを許容できる地域
日本は災害の多い国です。その上、最近は大きめの地震があったり、水害のニュースを耳にすることが増えてきたように感じます。
自分一人だけだったら気にしませんでしたが、これからは一人ではないので、いざと言う時のために、ハザードマップでリスクが高い地域は検討から外しました。大きな川が近かったり、地盤が緩いところはリスクが高いので、家賃がリーズナブルでも避けました。
②会社からの所要時間 (30分以内、乗り換え1回以内)
二人とも都内の主要駅に職場があり、私は毎日出社、パートナーは週に数回出社のため、お互いの職場への通勤は30分以内を目安に探しました。これは職場のから徒歩10分に住んでいたパートナーの希望条件です。
入居を決めた物件は、私は電車に乗っている時間は乗り換えなしの約20分、パートナーは約10分の立地でした。乗り換えもなく、本数も多い路線のため、通勤はすごく楽になりました。これから長く住むかもしれない新居から職場が遠いと、それだけで憂鬱になってしまうので、良いバランスを見つけると良いと思います。
③周りの環境 (駅からの距離、スーパー等の利便性)
パートナーがもともと住んでいた場所が「駅から徒歩3分」だったので、駅からなるべく近い物件を希望していました。(近すぎでしょ!)いろいろと探したな中で一番良いと思った物件が「駅から徒歩10分」で悩みましたが、実際に歩いてみると7-8分で、思ったよりも近いと感じたので許容範囲として、その物件に決めました。
私は実家が駅から徒歩15分で遠いなと感じていたので、徒歩10分程度までが許容範囲かなと個人的には思っています。
また、自宅周りのスーパーやコンビニまでの距離も大切です。私は自炊をすることがわかっていたので、徒歩5分以内にスーパーがあることは必須項目としてあげていました。(理想を言えば、駅から家までの途中にスーパーがあること…。)
結果的には、徒歩5分以内の距離に八百屋やお肉屋さん、100円均一、ドラッグストアなどがある商店街がある部屋を見つけて、毎週末にパートナーと一緒に買い物に行くような生活をしています。スーパーが近いと、買い忘れがあってもすぐに買いにいけるし、お願いもしやすいのでとても便利ですね〜。
2) 建物
④2階以上
ハザードマップで1階は浸水のリスクがあったので、2階以上の部屋を探しました。パートナーは人通りの多いアパートの1階に住んだことがあるそうで、人の目がすごく気になったとのことでした。夏に窓を開けたりすることも考えて、防犯のために1階はなるべく避けた方が安心です。
⑤エレベーター付き
2階以上の部屋を探していると必ず検討が必要になる「エレベーター」。リノベーションされて綺麗でお手頃家賃の部屋は必ずと言っていいほど、エレベーターがありませんでした。今はエレベーターはなくても、3階や4階は歩けますが、子供ができたときのことを考えて、「エレベーター」は必須にしました。
妊娠したときも、子供が生まれてベビーカーを使うときにも一人で階段をつかうことを考えたら絶対に必要だと思いました。今はまだ必要なくても、将来必要になりそうなことも考えて、私たちは新居選びをしました。
こう言ったことを話し合うことで、お互いに将来はどうしたいのかも議論ができるのでとても良いきっかけになったと思います。
3) 物件
⑥家賃
二人で暮らした時の生活費と予算をもとに、大体の家賃予算を決めました。2DKで10万5千円 ±5000円程度が贅沢すぎず、節約しすぎない程度だろうと決め、ぴったり予算の物件に落ち着きました。
私たちは会社からの所要時間以外にエリアにこだわりがなかったので、予算内の物件が多いエリアで絞って探しました。が、少し予算が厳しすぎたのか、コレという物件に出会うには少し時間がかかり、4回も内見に行きました。大変でしたが、本当に気に入った部屋を見つけられたので大満足しています。
⑦間取り (2DK)
ふたりとも35歳で一人暮らし歴も長く、お互いのプライベートの時間を守るためにそれぞれの部屋を持つために2DKで探しました。着替えをしたり、一人でいろいろとお手入れをしたい時もあるので、どんなにパートナーが好きでも、自分の部屋があるのはとても大切です!でも、だからといっていつも一人でいるのではなく、自分の夜の支度などが終わったらパートナーの部屋に行って、時間を過ごしています。
ベッドもそれぞれの部屋にありますが、結局は一つのベッドで一緒に寝ています。今のスタイルは無理がなく、すごく自然体で過ごせるのでとても気に入っています。
自分の時間は確保したい!という方は、2DK以上の間取りは必須だと思います。
⑧収納
各部屋に収納があることも必ずチェックしました。女性は特に洋服が多い人が多いと思うので、クローゼットは必須です。どちらかの部屋にあればいいやと当初は考えていましたが、着替えるたびに部屋を行き来するのは面倒くさいし、クローゼットを後付けすると部屋がせまくなったりするので、収納は部屋にはあった方が良いと思います。
⑨ダイニングの使い勝手
希望の間取りが2DKでリビングはないので、ダイニングで一番長く過ごすことになると思い、二人でいる時間が心地よいものになる間取りであることは重視しました。廊下のように長いダイニングの場合は、向かい合って食事を取れなかったり、食事の用意もしづらそうだったので、なるべくキッチンに面していて、テーブルを置いて向かい合って座れるスペースが確保できるところを探しました。
⑩南向き
私が一番こだわったのはこの「南向き」です。この条件でかなり物件数は減ってしまうのですが、これだけはゆずりませんでした。
というのも、実家が南向きで本当に気持ちが良かったのと、直前に住んでいた家が北向きで洗濯物が全然乾かなくて苦労をしたからです。北向きの部屋は冬の寒さが本当に酷くて、暖房費もかさむため、また、部屋の中が明るいとそれだけで気分もあかるくなるため、ほんとうに外してはいけないと思う条件の一つです。
物件探しで妥協した条件
①温便座
冬の寒さを乗り越えるために、温便座はあったらいいなと思っていましたが、後付けはできるのでそこまで重要視はしませんでした。ただ、あとからつけたいときのために、トイレの中にコンセントがあることだけは確認しました。
②築年数
耐震性の問題で新耐震基準の物件を希望していましたが、(1981年6月1日以降に建てられた物件で探していました。)2DKの物件は古いものが多く、リノベーション物件が多いと不動産屋さんに教わり、諦めました。
現在の部屋は築52年ですが、耐震性は確認しており、震度6の地震でも東海はしないことを確認しました。(ヒビは入る可能性があるらしいですが…。)建物自体も古さを感じないため、大丈夫だと判断して、条件から外しました。
③全ての部屋にエアコンがあるかどうか
物件によって、部屋にエアコンが備え付けられていたり、いなかったりします。今の家にはエアコンが1台しかないのですが、もう一部屋にはエアコンをつける通気口等があるので、後から設置しようと思えばできるので、なくてもよしとしました。
結局は、引っ越し後に移動できるヒーター兼エアコンを1.5万円程度で購入して使っています。夏はまだ経験していませんが、窓をあければ風も通るので問題ないのではと思っています。
条件にはなかったけどあってよかったこと
①独立洗面台
脱衣所の独立洗面台は必須ではないと考えていましたが、顔を洗ったり、洗濯物を手洗いする際にはやはり便利です。化粧品や歯ブラシなども置けて収納がわりにもなるので、やはりないよりはあった方がよいものですね。
②トイレの場所
特に意識をしなかったのですが、現在の部屋のトイレは、玄関からすぐの場所にあります。ダイニングに直結していないため、音が聞こえて恥ずかしいという気持ちが軽減されて本当に良かったと思います。食事をしているときにトイレの音が聞こえたりするのも嫌ですしね…。
③三口コンロ
これは本当に条件から外していたのですが、たまたま三口コンロのキッチンの部屋でかなり!!!料理が楽です。毎日ほぼ自炊をしており、主菜+副菜2品以上+汁物は必ず作りたいので、3つ同時に稼働できると時短できて本当によかったです!お料理もがぜんやる気が出ますね〜。
まとめ
以上が引越しの際に考慮した条件ですが、参考になったでしょうか?私は引越し回数も多いだけあって、かなり条件も厳しかったよな〜と振り返って思いました。でも、物件探しを妥協しないで頑張れば、その先の同棲生活はより快適なものになるので、ぜひ将来のことも話し合いながら良い物件を見つけていただく参考にしていただければと思います。